平成23年秋冬冷凍ほうれん草などの製造指針
福島第一原発の事故により、多大なご迷惑をお掛けいたしております。ご販売先(お取引先)から励ましをいただき、ありがたく思っております。
お取引先様からの今後の放射能対策に対するご要望を踏まえて、秋冬の冷凍食品製造に取り掛かる準備を進めております。商品化する野菜については信頼できる公共の検査機関に放射線量の検査を依頼し、ヨウ素・セシュウムが検出されない野菜のみを商品化いたします。微量でも放射線が検出されたものについては商品化せず、廃棄することとしました。さらに、本格的な製造開始に伴って検査機関において放射能値を検査し、ホームページにて公開いたします。
また、当社では以前から納入された野菜の徹底的な水洗いを実施しております。さらに急速冷凍する直前には、茹でるなどの下処理を行なっております。水洗いや茹でることによって、万が一野菜の表面に放射能が付着していたとしてもほとんどが健康に害を与えない数値になると言われています。
「検査により放射能を検出せず」という野菜を使い、「徹底的な水洗いと下処理」をしていますので、当社の冷凍食品は、安全で安心して食べることができる商品です。
今後の当社への納入ほうれん草についての冷凍食品製造計画指針は下記のとおりです。
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平成23年ほうれん草製造計画 |
1 |
放射線データの開示 |
最新の水戸地区の放射線量を随時開示 |
2 |
試験栽培による検査 |
8月18日は種のほうれん草 検査結果「検出せず」(9月15日) |
3 |
スクリーニング検査(1) |
栽培地の放射線量検査を畑ごとに実施 |
4 |
スクリーニング検査(2) |
収穫前放射線量(ヨウ素・セシュウム)の検査 公共検査機関での検査 |
5 |
工場搬入検査 |
工場入口での放射線量検査 |
6 |
工場用水 |
検査済み(検出せず) |
7 |
土壌検査 |
検査済み(検出せず) |
8 |
商品検査 |
製造日ごとに放射性ヨウ素・セシウムの検査 |
9 |
商品規格 |
商品基準として放射性物質が検出されていないことの追記 |
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