3月11日の大震災により、被災した方々へ心よりお見舞い申し上げます。当社もこの大震災により、社屋や工場に被害を受けました。1日も早い復旧に努めようとしていたところ、福島第一原発事故の影響により、茨城県のほうれん草から放射能が検出されたということで、3月17日に出荷停止措置となってしまいました。1ヶ月後の4月17日、出荷停止が解除され、翌4月18日から通常営業を開始しました。
福島原発事故の放射能汚染により風評被害が広がり、「原発事故発生前に収穫製造した製品までもが買っていただけない《など、当社も風評被害により打撃を受けております。この風評を打破すべく、紊入された野菜の放射線量を専門の検査機関にて検査をし、安全で安心して食べることができる商品を提供しております。
出荷停止解除後の野菜につきましては、検査の結果「検出されず《という結果を得た野菜のみを使用して加工・製品化しております。500ベクレル/kg以下という基準が設けられておりますが、当社では「微量でもヨウ素やセシュウムが検出されたものは製品化しない《という方針で加工しておりますので、安心してお召し上がれます。
また社員一丸となり、今まで以上に農産物の管理を徹底しております。今後ともよろしくお願いいたします。
2011.04
水戸冷凍食品株式会社 代表取締役社長 宮田久行
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