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料理の強い見方 電子レンジ解凍方法

冷凍野菜類は、包装からとり出し凍ったまま煮る、蒸す、
妙めるなど直接加熱して急速に解凍するのが原則です。
ただし、野菜類の冷凍食品は、漬物類など一部の
例外を除きほとんどのものが凍結する前にかるく加熱
(ブランチング)してから急速凍結してあります。

これは、野菜類に含まれている酵素の働きによって
品質が変化することを防ぐためと、組織をやわらかく
するために、普通に調理する場合の70〜80%程度の
加熱を行なって酵素の働きを止めているのです。

したがって、冷凍野菜類を解凍調理する場合の
加熱は、生の野菜を加熱調理する場合に比べて
かなり短かく(少なく)てすみますから、煮過ぎに
ならないよう充分注意することが必要です。


・・・・・タイプ別解凍のコツ・・・・・
    
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凍ったまま袋からとり出し、約5倍量の熱湯に入れて3分程加熱を続けた所で手早くとり出し、流水中で十分に冷却してから水切りします。

カーネルコーンやミックスベジタブルを炒める場合はさっとボイル解凍したうえで油妙めするほうがよい。
枝豆やそら豆は、2%程度の塩を加えて熱湯で茹でるほうが風味が良い。尚、最近完全に加熱してあり、解凍するだけで食べられるものもあります。



        



食品の約2倍量の調味液(醤油その他の調味料)をあらかじめ沸騰させておきその中に袋からとり出した凍ったままのものを入れて弱火で加熱を続け、再沸騰しはじめてから3〜4分煮ふくめます。なお、身くずれを防ぐため、加熱中は不必要な撹絆をさけます。

電子レンジを利用する場合は、耐熱ガラス容器に袋からとり出した凍ったままのものと調味液を入れ、食品の量によって異なるが5〜7分間ぐらい加熱すればよい。
食品を袋からとり出し、凍ったまま蒸器に一段に並べて9〜10分間蒸してもよい。ただし、かぼちゃなどは解凍中に身くずれをおこすことがあり(特に熟した原料のもの)、スチーム解凍したものを調味液で調味するのはむずかしい面があるので、塩味などで供食するほうがよい。



  




これらの冷凍食品は比較的大型のブロック状のものが多いので、家庭用の小型のもののように凍ったままボイル解凍しにくい面があります。そこで、あらかじめ冷蔵庫内で低温解凍したり、室内の涼しいところで自然解凍したり、あるいは包装のまま流水につけて解凍するなど、いったん半解凍の状態にしたものをさらに熱湯に入れてボイル解凍します。(いわゆる二段解凍)、なお、熱湯に入れてボイル解凍したあとは、手早く熱湯からとり出し、流水につけて急速に冷却してから水切りします。

注意
ほうれん草などを蒸気中で解凍すると、意外に時間がかかり、周辺部が黄変することがあるので注意してください。



              
電子レンジは、ごく短時問で解凍するので解凍中においしさや栄養分を失なわないうえ、細菌が繁殖する時問も与えません。また、ものによっては解凍しながら調理の仕上げもできますから、冷凍食品を一層便利にお使いいただけます。

生もの・調理食品・野菜と、はば広く使えますが、レンジに入れる冷凍食品の品温・形・大きさ・厚さなどで解凍・調理の時間が微妙に変わります。また、使用方法は、メーカー、機種により異なりますので、ご注意下さい。


 最近は、電子レンジで簡単に調理できる冷凍食品が沢山発売されていますが、『アルミ製の包装は入れない』『袋ごと人れない』『袋ごと人れる』など表示されている調理方法をよく読みましょう。


 電子レンジで時間をかけ過ぎると、解凍しすぎたり、乾燥して固くなったり、ドリップ(液汁)がたくさん出たりします。かけ過ぎないように注意してください。


 ラップは加熱の際に食品から出る蒸気で膨張する場合がありますので、ゆったりとかけるか、隅を少し開けて下さい。


 電子レンジから取り出す際は、皿や器が熱くなっています。また、ラップをはずす場合も蒸気でヤケドすることがありますので気をつけましょう。


 解凍時間は電千レンジのメーカー、機種のワット数で異なります。

野菜類は、解凍と同時に調理する場合が多いが、ブランチング(80%程度加熱)してありますから、過熱しすぎないよう特に注意してください。




枝豆200グラムの場合、凍ったままさっと水をかけ、タップリの塩をもむようにしながら加えて器に入れ、蓋をしてレンジに人れます。



600ワットのレンジの場合、2分かけて一度まぜ合わせてから、また2分かけて、すばやく冷まします。



ほとんどの調理冷凍食品は、凍ったまま焼いたり、蒸したり、揚げたりする加熱解凍を行います。

調理冷凍食品を製造する際、冷凍する前に加熱調理してあるものと加熱していないものがあります。凍結前加熱済みか未加熱かによって解凍加熱の程度も異なります。



『袋ごと加熱するもの』『中身を出して加熱するもの』『ラップをかけるもの』『ラップをかけないもの』など冷凍食品の種類によってレンジの使用方法がかなり異なります。
包装に記されている調理方法に従ってご使用下さい。




たい・まぐろ・いかなどの生ものは、解凍に必要な時問を一度にかけてしまわず、何回かに分けて様子を見ながら、必らず半解凍で止めるように注意してください。
1尾の魚で各部位の厚さに差があるものは、途中で尾の部分のように薄い部分をアルミ箔で包み(包んだ部分は電波を反射するので加熱されません)均等に解凍するようにします。



お皿と食品の間に割箸などを並べて、僅かな隙間を作っておく(あげ底する)とベタベタになりません。



お刺身用のまぐろを解凍する場合は、袋から取り出して(ラップも不要)レンジに入れる方が色よく解凍ができます.



途中で一度スイッチを切ったあと、すぐレンジの扉を開けず、20〜30秒ほどそのままにして、食品の温度を均一にすることがコツです。



電子レンジに搭載している自動解凍キー(オートタイプは、−18℃前後の食品を基準に設計しています。冷凍庫から出したばかりのカチンカチンに凍ったものをご使用下さい。

日本冷凍食品協会「−18℃でおいしさ365日」より抜粋